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外資系コンサルに学ぶプレゼン資料作成の極意

目次

 

はじめに

マッキンゼーやボストンコンサルティンググループなど、

一度は聞いたことがあるこれらの会社は、

外資系コンサル会社と呼ばれています。

 

彼らのメインの仕事の一つが、

ビジネスに関連するプレゼンテーションを実施し、

クライアントにビジネス的な決断をさせることです。

 

今回の記事では、

下記の資料を元に、外資系コンサルが利用している

プレゼン資料作成の極意をまとめてみます。

 

資料を作る前に、プレゼンの目的と対象の聴衆を確認する

まずプレゼン資料を作る前に、

プレゼンの目的とプレゼンの聴衆を確認します。

 

このプレゼンの目的と、聴衆の事前知識を考慮した上で、

資料を作ることが重要です。

 

スライドを作る前にそのスライドのメッセージ(二行以下)を決める

プレゼン資料作る際に最も重要なのは、

いきなりスライドのメインである

グラフを作成するのではなく、

まずそのスライドで伝えたいメッセージを文章として書くことです。

 

そのスライドメッセージは、下記の図のように、

スライドの一番上に配置されます。

f:id:meison_amsl:20180422094547p:plain

 

またそのメッセージはできるだけ短くし、

スライドに書いた時に、二行以下で表せるようにします。

(文字数を60文字以下にするという人もいます)

 

また、このスライドのメッセージは、

一つのスライドに一つだけにします。

 

メッセージが長すぎたり、

メッセージが2つある場合は、

スライドを別々にしましょう。

 

文字の大きさは12p以上

スライドに使用する

文字の大きさはできるだけ大きくし、12p以上にします。

それにより、スライドのメッセージが読みやすくなり、

スライドに収めるために、メッセージがシンプルになります。

 

同じ言葉を複数回使わない

前述のメッセージだけでなく、

スライド内のメッセージすべてにおいて、

できるだけ同じ言葉を複数使わないようにします。

これにより、スライド全体がシンプルになります。

 

できるだけ情報量を減らす(インクを減らす)

続いて、先程のスライドにおけるグラフについてですが、

グラフで一番重要なのは、

できるだけ情報量を減らすということです。

前述のメッセージに関係のない数値やデータは

ひたすら隠すことが必要になります。

 

情報量を減らす際の、KPIの一つとして、

スライドを印刷した時のインクをできるだけ

減らすようにするという考え方もあります。

 

グラフはメッセージを補足し強調するものにする

プレゼンのスライドの重要な点として、

メインはグラフではなく、メッセージであるため、

グラフはメッセージを補足するものである必要があります。

 

また、グラフはメッセージを強調させる役割も重要なので、

メッセージを強調するために、

グラフの一部分を明るい色にするという方法もあります。

 

絶対値より、変化率や差分に注目する

メッセージを強調するしたい時に、

グラフをどのように作成するかは重要な観点ですが、

データの値そのものよりも、

時系列や場所毎の変化率や差分に注目するような

グラフを作成すると、メッセージを強調しやすくなります。

 

各項目の名前が長い場合は、横向きの棒グラフを使う

棒グラフを使う時は、縦方向の棒グラフを使うことが多いですが、

棒グラフの各データの名前が長い場合は、

縦方向の棒グラフだと、

名前を縦書きにしたり、二行にしたりする必要があります。

  

そんな時は、下記の図のような、

横方向の棒グラフを使うと、

長い項目名でもスッキリしたグラフを作ることができます。

https://www.becoolusers.com/excel/img/chart-categories-reverse-order15.gif

図や文字の後ろに透かし画像を効果的に入れる

おしゃれなスライドを作る技として、

グラフや文字の後ろに、

メッセージに関連した透かし画像を入れるという方法があります。

 

例えば、下記のスライドを見ると、

グラフの背景に効果的に画像を入れていることがわかります。

  

青色を基調としたデザインにする

スライドをデザインする時に、

青色や紺色を基調としたデザインにすると、

プロフェッショナル感が出るようです。

 

プレゼンの最後には、必ず次の行動が明確になるようにする

プレゼンの最後は、

必ず次のアクションプランが

明確になるようなスライドを追加します。

 

また議論すべきことが明確であれば、

それらを列挙しておくと、

プレゼンテーションをスムーズにディスカッションに移行できます。

 

参考資料

myenigma.hatenablog.com

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