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cmderで構築する快適Windowsターミナル生活

 

目次

はじめに

最近、Windoes10のPCを使うことが多くなってきたので、

毎日、Windows, Mac, Ubuntuを行き来する生活をしています。

自分の場合は、基本的にChromeとターミナルをメインに使うのですが、

ターミナルの環境をうまく共通化できずに困っていました。

(有名なCygwinは古臭すぎて、MINGWは落ちまくっていました。。)

 

そんな時に、Twitterで

cmder(コマンダーと読むらしい)

というターミナルエミュレータが良いですよと言われ、

試してみたところ、

MacやUbuntuにかなり近い環境を作ることができたので、

設定方法をメモしておこうと思います。

cmder.net

github.com

https://qiita.com/alchemist/items/f2f54cfe545c84af9430qiita.com

nelog.jp

 

インストール

下記のリンクから、

最新版をzipでダウンロードし、

解凍するだけです。

cmder.net

あとはexeファイルを起動すれば、cmderが起動します。

 

cmderの特徴として、

解凍したディレクトリに実行ファイルだけでなく、

設定ファイルや履歴データが保存されているため、

新しいWindowsPCに環境を移行したい場合は、

このディレクトリをコピーするだけでOKになります。

 

デフォルトのシェルをbashにする

デフォルトだと

コマンドプロンプトベースのcmderが起動してしまうので、

デフォルトのシェルをbashにします。

 

設定から、Startup -> Tasksでbash::bash as Adminを選択し、

Default task for new consoleをチェック。

そして、同じく設定-> StartupのSpecified named taskを

bash::bash as Adminします。

 

これで、cmderを起動すると、

フロントエンドはcmderでバックエンドがbashになります。

.barshrcなども普通に読み込まれます。

 

Tabを上に表示する

Tabを上に配置すると、かなりMacのターミナルっぽくなります。

 

設定 => Main => Tab barのTabs on bottomのチェックを外します。

Pathの設定

pythonやJuliaなどをコマンドで使うには、

それぞれのパスを通す必要があるので、

設定=> Startup => Environmentで

set PATH = ... で色々パスを通します。

pipなどを使えるようにするには、Anaconda3/scriptにもパスを通す必要があります。

 

percolの代わりにpecoを使う

Windowsのpython(Anaconda)でうまくpercolがインストールできなかったので、

go製のpecoを使うことにしました。

github.com

WindowのバイナリをDLして、

パスを通して、percolにエイリアスしました。

これで自分のdotfilesをそのままつかえました。

github.com

 

最後に

cmderを使うことで、

UbuntuとMac, Windowsで

殆ど同じターミナル(bash)環境を

立ち上げることができました。

 

cmderはターミナルの反応がUbuntuなどに比べてると、

少しもたつく時がありますが、

今の所、満足しています。

 

参考資料

https://qiita.com/kenji0x02/items/c85466cfb6df25f0724eqiita.com

riyo10.s1003.xrea.com

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