目次
はじめに
最近、Windoes10のPCを使うことが多くなってきたので、
毎日、Windows, Mac, Ubuntuを行き来する生活をしています。
自分の場合は、基本的にChromeとターミナルをメインに使うのですが、
ターミナルの環境をうまく共通化できずに困っていました。
(有名なCygwinは古臭すぎて、MINGWは落ちまくっていました。。)
そんな時に、Twitterで
cmder(コマンダーと読むらしい)
というターミナルエミュレータが良いですよと言われ、
Windowsで快適にターミナル生活がしたいだけなのに、Windows力が無くて、全部微妙な仕上がり。。現時点で最適なWindows terminal生活はなんなんだろう🤔? WSL以外で。 もう仮想マシンを作ったほうが早い気もしてきた。
— Atsushi Sakai (@Atsushi_twi) 2018年4月29日
cmderは比較的おすすめだと思います...https://t.co/4n2lAnTxB1
— 西成あいりん (@w_114514) 2018年4月29日
cmderですね。
— Hayato Mizushima (@hayato_m126) 2018年4月29日
試してみたところ、
MacやUbuntuにかなり近い環境を作ることができたので、
設定方法をメモしておこうと思います。
https://qiita.com/alchemist/items/f2f54cfe545c84af9430qiita.com
インストール
下記のリンクから、
最新版をzipでダウンロードし、
解凍するだけです。
あとはexeファイルを起動すれば、cmderが起動します。
cmderの特徴として、
解凍したディレクトリに実行ファイルだけでなく、
設定ファイルや履歴データが保存されているため、
新しいWindowsPCに環境を移行したい場合は、
このディレクトリをコピーするだけでOKになります。
デフォルトのシェルをbashにする
デフォルトだと
コマンドプロンプトベースのcmderが起動してしまうので、
デフォルトのシェルをbashにします。
設定から、Startup -> Tasksでbash::bash as Adminを選択し、
Default task for new consoleをチェック。
そして、同じく設定-> StartupのSpecified named taskを
bash::bash as Adminします。
これで、cmderを起動すると、
フロントエンドはcmderでバックエンドがbashになります。
.barshrcなども普通に読み込まれます。
Tabを上に表示する
Tabを上に配置すると、かなりMacのターミナルっぽくなります。
設定 => Main => Tab barのTabs on bottomのチェックを外します。
Pathの設定
pythonやJuliaなどをコマンドで使うには、
それぞれのパスを通す必要があるので、
設定=> Startup => Environmentで
set PATH = ... で色々パスを通します。
pipなどを使えるようにするには、Anaconda3/scriptにもパスを通す必要があります。
percolの代わりにpecoを使う
Windowsのpython(Anaconda)でうまくpercolがインストールできなかったので、
go製のpecoを使うことにしました。
WindowのバイナリをDLして、
パスを通して、percolにエイリアスしました。
これで自分のdotfilesをそのままつかえました。
最後に
cmderを使うことで、
UbuntuとMac, Windowsで
殆ど同じターミナル(bash)環境を
立ち上げることができました。
cmderはターミナルの反応がUbuntuなどに比べてると、
少しもたつく時がありますが、
今の所、満足しています。
参考資料
https://qiita.com/kenji0x02/items/c85466cfb6df25f0724eqiita.com
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