目次
はじめに
基本的に自分流のVimの初期設定メモですが、
もしかしたら他の人にも役に立つかもしれないので共有します。
インストール (Ubuntu)
下記のコマンドでインストールできます。
> sudo apt-get install vim
インストール (Mac)
最近のMacは初期状態で
Vimがインストールされていますが、
何故かクリップボードの共有が出来ない
ビルドバージョンなので、
下記の方法で再インストールしたほうがいいです。
MacのVimでHomebrewを使ってクリップボード連携を有効にする - Qiita
brew updateに失敗した時は、
環境設定 (Mac,Ubuntu)
githubから下記のvim用設定ファイルをcloneして設定
AtsushiSakai/myvim https://github.com/AtsushiSakai/myvim
コマンド
git clone https://github.com/AtsushiSakai/myvim.git
クリップボードとvimのヤンクを共有化 (Mac, Ubuntu)
vimとOSのクリップボードを共有しておくと、
ネットのコードをコピペできるので設定しておきましょう。
1. 現在のvimがクリップボード共有に対応しているかチェック
下記のコマンドを打って、
出力のclipboardの前に+(プラス)があればOK
もし-(マイナス)だったら下記の2をやる。
vim --version | grep clipboard
2-1. Ubuntuの場合
クリップボード共有に必要なツールをインストール
> sudo apt-get -y install vim-gtk vim-athena vim-gnome
2-2. Macの場合
上記のインストールの部分に書いてある通りの方法で、
vimを再インストールする。
vimの日本語入力を楽にする(Mac)
escを押した時にesc+英数となるようにすると、
モードを切り替えた時に、自動的に英数入力に戻るので便利
vimdiffの使い方
vimdiffは非常に便利です。
使い方
一つのファイルをvimで開いた状態で、diffを取りたい場合は、
:vertical diffsplit /filepath
とするとdiffの画面になり、
[c
で差分箇所に飛び、
今、カーソルがある場所の差分の情報を
もう片方に挿入したい場合は
dp
(diff putの略)
今、カーソルがある部分に
差分のデータを挿入する場合は
do
(diff obtainの略)
を入力すればOKです。
diffをみるならvimdiffがはっきり言って便利すぎる件 - yamazakiccs--のもっさもさ感がたまらないブログ
IDEのように関数ジャンプをVimでする方法(ctags)
IDEのように、Vimで関数の宣言場所にジャンプをしたい場合は、
ctagsというツールを使うと便利です。
使い方1:インストール
sudo apt-get install ctags
使い方2:タグの作成
ctagsは、関数の宣言にジャンプするために、
タグと呼ばれるデータファイルを作ります。
ソースコードのプロジェクトのトップディレクトリで
ctags -R
と入力すると、再帰的にその下のディレクトリの
ソースコードのタグ作成し、tagsというファイルができます。
(自分の場合ROSのワークスペースの直下でタグを作っています)
あとはtagsファイルと同じディレクトリで、
vimを起動すれば関数ジャンプができるようになりますが、
他のディレクトリでvimを起動しても読み込んでくれないので、
vimrcに下記の記述を追加します。
set tags=~/hogehoge/tags
使い方3: 関数ジャンプ
あとは普通にvimでソースファイルを開いて、
ジャンプしたい関数の上でctrl+]を押すと、
関数の宣言場所にジャンプします。
そして、ジャンプする前の場所に戻りたい時は
ctrl+tで元の場所に戻ります。
また関数宣言部分と関数利用部分の両方を同時に見たい場合は、
ctrl+w+]とすると、画面を分割して両方表示してくれます。
HTML編集関連
HTMLのソースコードをそのままHTMLで表示させるには、
で<を置換する
最後に
Vimって本当に便利ですね.