# 目次
# はじめに
この記事は,ドイツのフライブルクにある
アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク大学
(Albert-Ludwigs-Universität Freiburg)
の著名なロボット工学の研究者
ウルフラム・バーガード氏(Dr. Wolfram Burgard)が
大学で行っている自律移動ロボットの授業
「Mobile Robotics 2」(リンク)の授業スライドを,
自分のメモのために日本語訳したものです.
(バーガード氏は,
移動ロボットの自律移動技術で有名な
「確率ロボティクス(Probabilistic Robotics)」の
著者として有名です.)
関連記事
1. Introduction
2. LaTeX Tutorial
Office Wordは、短くてシンプルなドキュメントを作る上では良い.
Wordの問題点
- 書式の設定が大変
- 適した数式システムがない
- 引用システムがない
- 多くの画像を用いた場合に問題がある...
- Wordは見た目が見苦しい
Latex
- デザインを気にせずにテキストを書くことだけに集中できる。
- より、プログラミング言語に近い。
- 論文や、学位論文、レポートなどに使える。
Latexは勉強して、使いこなすのに時間がかかるため、できるだけ早く勉強しなくてはならない。
この授業ではLatexを使用しなくてはならない。
Latexの利点
- 論文のデザインを気にすることなく、文章を書くことだけに集中することができる。
- 論文のデザインはデザインテンプレートが行ってくれる。
- テキストだけのデータであるため、共同作業や同期作業に有効である(svn,cvs,diff....などのバージョン管理が容易)。
- 自動的に、一貫性のある相互参照や、参考文献、ラベルなどを統一してくれる。
- 数式がかっこいい
- すべてのコンピュータで同じに見える結果を出力してくれる。
- ほぼすべてのコンピュータで利用できる。
- タダ
- 科学文書ではデファクトスタンダードである
必要なもの
- tex or Latexのプログラム
- LinuxではteTex
- WindowsではMikTex
- OS Xでは、Tex(finkから)or MacTex
テキストエディタ (Emacs, VIm, WinEdit, TextEdit,...)
Ghostsceipt,ghostview,pdf viewer/dvi viewer
プロット・グラフィックスツール (Gnuplot, Xfig/Inkscape)
Macで気をつけるべきこととして、WindowとLinuxと異なり、
OSXではpdfLatexがデフォルトであるため、dviファイルを作らない。
(dviファイルやpsファイルを介さずに、直接pdfを作成する)
Latexは大きく分けて、4つの部分から成り立つ
- 1.プリアンプル: ドキュメントクラス、パッケージインクルード、フォント、定義、タイトル、著者、日にち
- 2.ボディ:テキスト、章・節 アブストラクト
- 3.参考文献
- 4.付録リスト: 目次や図のリスト
BibTexによる参考文献
- 他の論文に対する参考文献は、科学文書に必須である。
- BibTexは勝手に参考文献リストを作ってくれる。
- 参考文献の書き方が違う論文でも、デザインファイル通りに出力してくれる。
BibTexに必要なもの、
- Latex, bibtex(基本的にはLatexに全部ついてくる)
- Latexファイル *.tex
- bibliographyファイル *.bib
どの参考文献出力フォーマットを使うかを、事前に言わなくてはならない。
参考文献を書く上での注意事項
- 同じ学会の名前は、すべての参考文献において、同じように書かなくてはならない。
- ファーストネームだけは、短縮していい。 例) Atsushi Sakai → A. Sakai、×Atsushi Sakai
- 参考文献のリファレンスの表示は、文章の一部にしてはいけない。
例) 佐藤らが提案した手法[2]
× [2]の方法で、、
ラベルとリファレンス
- すべての章・節・図・表にはラベルを付けよう。
- Latexでは、それらのラベルを使って、参照やページ参照を勝手にやってくれる。
Latexでは箇条書きもラクラク
Latexでは数式書きもラクラク
- align環境っていう、数式エディタ環境もあるらしい。
- align 環境は eqnarray 環境の欠点を改善した環境らしい。
Latexでは図の挿入もラクラク
- 29ページの図が秀逸
- Latexではepsファイルとpsファイルを読む事ができる。
- PdfLatexではpdfファイルとpng, jpgを読むことができる。
# 参考資料
myenigma.hatenablog.com
myenigma.hatenablog.com
myenigma.hatenablog.com
myenigma.hatenablog.com
myenigma.hatenablog.com
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