目次
はじめに
MovesはスマホのGPSを使って
移動経路や歩数などを記憶してくれる
ライフログアプリです。
https://itunes.apple.com/jp/app/moves/id509204969?mt=8&uo=4&at=10lmzp
Movesの行動ログをGoogleカレンダーやEvernoteに自動で保存できるMoves Exportは神サービスだった
日々の移動量をアプリ上で見るだけでも楽しいですが、
実はMovesと別のツールを組み合わせると、
簡単に一年間やそれ以上の期間の移動履歴を可視化できます。
今回はこの方法について説明します。
0. 前提条件 Movesを使えるスマホを持っている
自分の場合は、iPhone6sを使っています。
MovesはAndroidアプリもあるので、
AndroidスマホでもOKです。
1. Movesをインストールする
無料なのでサクッとインストールしましょう。
https://itunes.apple.com/jp/app/moves/id509204969?mt=8&uo=4&at=10lmzp
2. 1年間スマホと過ごしてMovesにデータをためる
Movesの使い方に関しては、
下記の記事を参考にしてください。
気がついたら、Movesのアプリが止まっている時があるので注意しましょう。
3. MovesのHPに移動して、データをダウンロードする。
Movesは自動でサーバ上にデータを保存するため、
そのデータをダウンロードすることができます。
PCで下記のHPに移動して、ログインします。
そして、Export Dataをクリックして、
データをダウンロードします。
4.必要データを解凍する。
ダウンロードしたデータは様々な種類のデータが混在しているので、
必要なデータを解凍しておく必要があります。
まずはじめに、ダウンロードしたzipファイルを解凍し、
その中でgpx.zipというファイルを解凍しておきます。
5. GPSVisualizerで軌跡データを可視化する
最後にGPSVisualizerというサイトを使って一年分の軌跡データを可視化します。
一般的にこのようなデータを可視化する方法として、
Google Mapを使うことが多いと思いますが、
Google Mapは読み込めるデータサイズに制限があるため、
一年分のデータとなると、無料で可視化することはできません。
GPS VisualizerのHPの"Get started now!"の下記にある
ファイルを選択を押して、
gpx->yearly->storylineのフォルダ内のgpxファイルを選択します。
そして、Choose an output formatはGoogle Mapsを選びます。
(GPS Visualizer経由でデータをアップロードすると、
大きなデータサイズのデータも描画できるようです。)
すると、
冒頭の図のように、一年分の行動軌跡を可視化することができます。
年末年始に実施すると、一年の思い出を振り返ることができますね。
6. Google Earthで一生分の移動軌跡を無料で可視化する
先ほどのGPSVisualizerは、
一年間以上の長い期間のデータを読み込ませると
データ量が多いせいで、上手く表示することができませんでした。
そこで色々調べた所、
Google Earthだと3年分の
すべての移動履歴データを可視化することが出来たので紹介します。
まず初めにGoogle Earthをインストールします。
実は今年の初めあたりから、Google Earthの有料版である
Google Earth Proが無料で使えるようになったので、
とりあえずGoogle Earth Proをインストールしましょう。
インストールは下記のURLからインストールして、
あとはアプリを立ち上げた時に、
自分のメアドとパスワードにGEPFREEと入れるだけです。
最後に立ち上がったGoogle Earth Proに
先ほどのMovesの
gpx/full/activities.gpx
のファイルをドラッグアンドドロップすれば、
下記のようにすべての期間の移動軌跡を可視化できました。
時間でフィルタリングできますし、
視点の移動も細かくできるので、
非常に楽しいです。
自分の人生を振り返るのに最適な気がします。