顧客に対して、
他社にまねできない自社ならではの価値を提供することができる
企業の中核的な力のことを指す。
Core: 中核的な
Competency: 資格、能力
ゲイリー・ハメルとC.K.プラハラード
という経営の専門家が.
ハーバード・ビジネスレビューというー
経済・経営雑誌のVol.68(1990年)
に寄稿した
「The Core Competence of the Corporation」の論文中で定義され、
その後広められた概念である。
この論文では、実際のコアコンピタンスの例として、
本田のエンジン技術や,
ボルボの安全技術,
ソニーの小型化技術,
シャープの薄型ディスプレイ技術など上げられていた.
企業にとって,
過去のデータや現在の状況だけに注目していると,
未来における競争に優位性を保つことができない.
従って,
それぞれの企業におけるコアコンピタンスを明確にして,
その部分に投資をすることで,
企業として核となる力を手に入れることができるのである.
一般に、
不得意分野については外部資源を活用(アウトソーシング)する
経営戦略を「コアコンピタンス戦略」という
参考文献: