MQTT Essentials - A Lightweight IoT Protocol
目次
- 目次
- はじめに
- MQTTとは?
- MQTTの特徴
- Pub/Sub型の通信により1 対多の非同期通信が可能
- 通信データ量が小さい
- 消費電力や計算スペックが小さい
- データの順序と欠落がないことが保証される。
- Durable SubscriptionとRetain
- メッセージの伝送保証(QoS)
- クライアント障害時などに、Will(遺言)を送信することが可能
- MQTTを使う時に注意すべきこと
- 一度に送れる最大データサイズとトピック名の最大サイズ
- データフォーマットを規定しない(No Interoperability)
- トピックを検索する機構がない
- 常にTCPのコネクションをkeepし続ける必要がある
- セキュリティに関しては別途検討が必要
- MQTTを使った実用例
- MQTT通信のサンプルコード
- コマンドラインツール
- Python
- 参考資料
- MyEnigma Supporters
はじめに
ロボットによく使われる通信プロトコルとしては、
ROSで使われるXML-RPC通信
ROS2で使われるDDS(Data Distribution Service),
WEBで広く利用されるHTTP
Googleが開発しているgRPC
などがありますが、
MQTT (Message Queue Telemetry Transport) もよく利用されます。
今回の記事では、MQTTの概要と
MQTTを利用した通信のサンプルコードについて紹介したいと思います。
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