MyEnigma

とある自律移動システムエンジニアのブログです。#Robotics #Programing #C++ #Python #MATLAB #Vim #Mathematics #Book #Movie #Traveling #Mac #iPhone

社会人が激安で最新のMATLABを手に入れる方法

はじめに

MATLABは素晴らしいプログラミング言語であり、

素晴らしいソフトウェア開発環境だと思います。


ただ一番問題なのは、「値段が高い」ということです。


学生の時は2万円ほどで購入できましたが、

MATLAB student version を買った. - MY ENIGMA

社会人になると、ビジネスライセンスで20万円ほどするため、

気軽に購入できません。


しかし、

趣味で簡単なシミュレーションなどをしたい時には、

個人PCにMATLABが入っていたらなーと思うことがあります。


そんな時、下記のTweetを発見しました。

 

アカデミックでもなく、

ビジネスでもなく

個人用途のホームライセンスが

激安の15000円で売られていたのです!!!

(学生時代のStudentライセンスより安い。。。。

ちなみに現在ではStudentライセンスも5000円に値下げされています)



早速、ポチってインストールしてみたので

その方法をメモとして残して起きます。


1. MATLAB購入のページに移動する

MATLAB and Simulink Pricing and Licensing Overview - MathWorks 日本

上記のページをクリックすると、

ネット経由でMATLABを購入するページに移動します。

そこでHomeライセンスで14,950円の部分のNow Buyをクリックします。


ページを進んでいくと、

購入するソフトの一覧を選ぶページに移動します。

MATLABそのものは14,950円(税込み16,146円)ですが、

その他のツールボックスも4500円の格安で売っているので、

それらも欲しい人は、欲しいツールボックスをチェックして

先に進みます。

2. MathWorksのアカウント作成 or ログイン

続いてMathWorksのアカウントにログインするように言われます。

すでにアカウントを持っている人はそれを使ってログインし、

持っていない人は新しくアカウントを作成しましょう。

3. 使用場所の入力と請求先の入力

続いて、Homeライセンスで使用する場合の

注意事項のページを読み、

MATLABの使用場所を入力します。


続いて、

請求先として、会社名や名前、住所を入力します。

そしてクレジットカードの情報を入力して購入終了です。

4. ソフトのDLとインストール

最後に、無事購入できると

MathWorksアカウントにメールが来ており、

そのメール内のリンクからソフトのダウンロードができます。


使用したいPCのOSを選択すると

自動的にソフトがダウンロードされます。

自分の場合はMacを選択しました。


続いて、DLしたzipファイルを解凍して、

そのフォルダ内のInstallForMacOSXというファイルをクリックします。

ここで、開発元がわからないのでインストールできない云々

というエラーが出た人は、

システム環境設定->セキュリティとプライバシー->一般タブ

の下の方に、そのまま開くというボタンが出ているはずなので、

それをクリックするとインストールが始まるはずです。


インストールファイルが起動すると、

アクティベーションのために、

再びMathWorksのアカウントの入力をして、

ソフトのインストール先を入力する必要があります。


するとソフトダウンロードが始まります。

600MBほどあるので、

回線によっては結構時間がかかりますので

ゆっくり待ちましょう。


あとは、

もう一度アクティベーションの確認の画面が出てきて、

インストール終了です。


MATLABを起動すると

冒頭の画面のように最新のMATLABが起動します。

以前よりリボン型のGUI構成になって

かなりWindowsっぽくなっていますね(笑)

Enjoy MATLAB !!

MacのOSをYosemiteにアップデートした時に、MATLABが起動出来なくなった時の対処法

ある日、何気なくMacのOSをYosemiteにアップデートしたら、

下記のスクリーンショットのようにMATLABが起動しなくなりました(;´Д⊂)


まだMATLAB側が対応しきっていないようなのですが、

半泣き状態で色々調べた所、対処法を見つけ、

無事MATLABが起動できるようになったので、

その方法を説明したいと思います。


ちなみに自分の環境は下記の通りです。

Mac OS: OSX Yosemite 10.10

MATLAB: R2014a

1. MATLABのエイリアスを手動で作成する。

下記の記事のように、

既存のMATLABの起動アイコンでは、

バージョンチェックに引っかかって、起動できません。

Matlab 2012a がOSX 10.10 Yosemiteで動かない | ryskt@wordpress

なので、手動でMATLABを起動するスクリプトの

エイリアスを作成する必要があります。


エイリアスの作成方法は下記の通りです。

  • アプリケーションフォルダの中でMATLABのファイルを見つける
  • 見つけたファイルを右クリックして、パッケージの中身を表示を選ぶ
  • その中のContents/MacOSのフォルダのに移動
  • その中のStartMATLABのファイルのエイリアスを右クリックで作成
  • 作成したエイリアスをDockなりに配置して、クリックすればMATLAB起動できます。
2. MathWorksが配布しているパッチをあてる。

上記の方法で作成したエイリアスをクリックしても、

Javaのエクセプションが出て、MATLABが起動しませんでした。

そんな時は、

下記のリンク先にあるMathWorksが配布しているパッチを当てる必要があります。

MathWorks - Bug Reports

  • 上記のHPで自分のMATLABのバージョンにあったパッチファイルをダウンロードする。
  • ダウンロードしたファイルをダブルクリックして解凍する。
  • 解凍したフォルダにあるpatchという名前の入ったパッチファイルを起動する。(下記の図参照)


  • そして、MATLABがインストールされているパッケージを指定し、パスワードを入力するとパッチが当たる。

あとは先ほど作ったエイリアスをクリックすれば、

いつものMATLABが起動するはずです(^^)。

学生用MATLAB パッケージ

学生の場合は、

下記のAmazonを経由して約10000円で、

かなりのパッケージがまとまって入った

MATLABが購入できます。

学生で、色々なツールボックスが必要な場合は、

上記のAmazon経由のパッケージの方がお得かもしれません。
 

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