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ゴリラは死ぬとどこに行くの?気持ちいい 穴 さようなら『Brain Valley』瀬名秀明



昔から,神を持った人間の強さについて興味があった.

例えば,イスラム原理主義者達が自分の命をかけて,戦う姿を見ると,

自分の感覚では,それらの行為は自分には考えられないほどのエネルギーと自己説得が必要な気がする.

自分にはできない.

しかし,彼らは一度,神のため,宗教のためと自分のよりどころを作ることにより,

強靭な精神と実行力を得ることができるのだろう.


つまり,人間は理由,つまり何かに対する許しを得ることができた時

通常のよりどころのない状態に比べて,大きな力を手に入れる.


とすれば,昔の人が宗教を重んじたのもわかる気がする.

納得すれば,自分の中に神を作れば

どんなことだってできるのだ.

人を殺すことだって,人を助けることだって.

誰かにそれを許してもらえれば,人間はいつも以上の力を発揮することができるのであろう.


しかし,その対象が神ではなく,愛する人だったらどうだろうか?

愛する人のために戦うことも同様の力を生み出すだろう.

しかし,これらの違いはなんだろうか?

つまり,対象が神であっても愛する人であっても,同様の効果を生み出すのであれば.

それらの共通点は何かを守ること,何かをそのままに継続していくことである.

しかし,本当にその行為がそれらを守ることにつながるのであろうか,

それは一種のヒロイズムであり,一種の思い込みなのだ.

しかし,それらは巨大な力を生み出す.


「このゴリラは生きているか死んでいるか?」

ココはサインした.

死んでいる カーテン (Dead drapes)
「もう一度聞くわよ,このゴリラは生きているか死んでいるか?」

ココは答える.

死んでいる さようなら. (Dead goodbye)
「ゴリラは死ぬ時どのように感じるの? 嬉しい? 悲しい? 怖い?」

ココは答える.

眠る (Sleep)

別の日

「ゴリラは死ぬとどこに行くの?」

気持ちいい 穴 さようなら (Comfortable hole bye)
「いつゴリラは死ぬの?」

病気 年取る (Trouble old) 

眠りと穴は似ている.