ポストの中の封筒
ある日、仕事から帰ってくると、
ポストの中に茶封筒が入っていました。
何かなと思って、宛先を見ると、
『国家公安委員会』
の文字。
見た瞬間、
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
しました(笑)。
自分の中のイメージとして、
国家公安委員会というと、
「警察のための警察」
というイメージがあり、
もしかして、日頃の行いから(?)
警察内の不正を暴くスパイとして、
ヘッドハンティングされるのかな
などど思っていながら、封筒を開けると、
一枚の紙切れが入っていました。
その中を見ると、
貴殿の質問の回答といたしましては、
国際運転免許証の大きさは
ジュネーブ条約に定められているからであり、
条約を改正する必要があるため、
大きさを変更することは困難です。
的なことが書かれていました。
そこでやっと自分はすべてを思い出したのです。
自分は仕事の関係で海外に行くことが多く、
出張先で自動車の運転をすることが多いです。
そんな時必要なのが、
各都道府県の運転免許センターで発行してくれる
国際運転免許証です。
基本的には運転免許センターに行き、
お金を払いさえすれば、手に入れることができますが、
個人的に一つ大きな不満がありました。
それは大きさです(笑)。
パスポートよりも一回り大きく、
15cm x 10cm ほどあります。
もちろん財布には入らないですし、
ズボンの後ろのポケットに入れても
はみ出してしまいます。
非常に大事なものなので、
落としてしまったら大変です。
中身を見ると、
そこまで内容が詰まっているわけではないため、
バックを持たない派の自分は、
絶対にもっと小さくできる!!と一人で思っていました。
そこで、何故このような大きさなのかを聞くために、
発行主である各都道府県の公安委員会のHPを訪れましたが、
質問フォームが無く、
一旦は、諦めようと思いましたが、
その上位組織である国家公安委員会のHPの中に
質問事項のページがあったため、
メールを出していたのをすっかり忘れていました。
質問の内容としては、
何故このような中途半端な大きさなのか?
そして、できればもっと小さくして欲しいという
内容だったと思います。
その回答として(何故か手紙として)帰ってきたのが
今回の封筒だったのです。
返答内容は上記の通りで、
いわゆる、1949年に制定されたジュネーブ条約
(同じくジュネーブ条約と呼ばれる、
傷病者及び捕虜の待遇改善のための国際条約の方ではない)
道路交通に関する条約 (1949年) - Wikipedia
によって、この大きさが決められており、
世界的にこの大きさで統一されているということです。
なので、大きさを変えるには
国際条約を改正する(!!)必要があるので、
無理だということでした。
国際条約で決められているなら、無理ですね(笑)。
条約で決まっているなら、諦めざる負えませんが、
できれば次の条約改正の時には、
大きさも変えて欲しいなぁと思います。
最後に、
個人的な質問に、ここまでちゃんと回答してくれた
国家公安委員会の担当者の方に感謝致しますm(_ _)m