MyEnigma

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Sebastian Thrun: Google's driverless car

セバスチャン・スラン:グーグルの無人自動車



スランは,18歳の時に親友を自動車の事故で亡くし,

その経験から無人自動車の研究に人生を捧げることを決心した.



自分の研究によって,

毎年100万人もの人を救いたい.


この夢はまだ実現していないが,

今回は途中経過を報告したい.



この無人自動車のコンセプトは,

アメリカ政府が開催したDARPA Grand Challengeによってもたらされた.


一度目は失敗したが,

スタンフォード大学はハードウェアとソフトウェアを一から作り直すことにより,

Grand Challengeで完走を果たし,賞金200万ドルを得た.

しかし,まだ誰一人として命を救っていない.



現在は砂漠だけでなく,

どこでも走れる車を開発している.


現在開発している無人自動車は,

都市環境や山道,昼夜問わずにどこでも走行することができ,

すでに22万kmもの距離を走破している.



若者の最大の死亡原因は,

交通事故である.

しかも,その要因の殆どはヒューマンエラーであり,

それは機械が防ぐことができるはずだ.


もし,無人自動車が実現されば,

高速道路の能力を格段に向上させることができる.

もし,無人化によって車間距離を詰め,

各レーンの幅をより短くすることができるのであれば,

一般平均,一人52分,全国で40億時間の通勤時間を減らすことができる.

また,24億ガロンのガソリンも削減できる.



将来,

「車を人間が運転するなんて馬鹿げているよね」

と思わせたい.



dedicate: 捧げる

issue a prize:賞金をかける

unimaginable:考えられない

toll booths: 料金所

crook:曲がり曲がった

stunts:曲芸

ridiculous:馬鹿げた