MyEnigma

とある自律移動システムエンジニアのブログです。#Robotics #Programing #C++ #Python #MATLAB #Vim #Mathematics #Book #Movie #Traveling #Mac #iPhone

見えない現実『累犯障害者』


何も疑問を持たずに普通に生活している自分にとって,

見えない,または見ないようにしている現実がここにあります.




累犯障害者にとって,

実社会が刑務所よりも生きにくい環境であるならば,

彼らにとって,もうすでに刑務所は犯罪を反省し,

抑止するために場所ではなく,

生きるためのオアシスになるのです.



これは,そもそも刑務所が実世界よりも生きにくいという

仮定によって成り立っているためであり,

これが通用しない以上,そもそもの目的が変化します.




最後に,小飼 弾さんの書評の一部が非常に秀逸です.

404 Blog Not Found:返す言葉が見つからない - 書評 - 累犯障害者

福祉というのは、結局のところ、「かわいそうな誰か」を助けることではなく、「いつ不幸になってもおかしくない自分たち」を助けるために存在するのではないか。そうでなければ、わざわざ社会に参加し、その費用を負担する理由もまたなくなってしまうのだ。


始めて,福祉というのを

どのように考えれば良いのかを知った気がします.