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どんなに優秀な人でもすべての就職活動がうまくいく人は稀だと思います.
特に面接においては,その時の体調や審査の場所,面接官の人柄,質問内容など,
本当に運としかいえないような,事柄で最終的な評価は決定されてしまいます.
私自身,30分という短い面接で,
その人がどのような人であるかを,認識することはとても難しいことだと思っています.
(しかし,短い時間で自分の良い面をアピールできることも一つの能力だと思います)
いずれにせよ,このご時世,複数の企業を受けることは普通のことだと思いますし,
その結果,いくつかの企業から嬉しい結果を貰えることもある反面,
必ずと言ってもいいほど,いくつかの企業から残念な結果を頂くこともあると思います.
例えどんなに多くの企業をから,合格の通知を受けていたとしても,
一つの企業の選考に落ちると,かなりの心的ダメージを負うものです.
それが,もし志望度が高かったり,また連続で残念な結果を受けた場合には,
かなりのヘコむと思います.
時には,
「自分は世間から必要とされていない人間なんだろうか?」
と思うこともあるかもしれません.
自分自身,最終的に2つの会社から残念な結果を受けました.
その時は,それらの企業が自分にとって第一志望群の企業ではなかったため,
そこまで大きなダメージを受けることはありませんでしたが,
「自分の面接のやり方が間違っているのだろうか」
とか
「もう少し違うエピソードを話したほうがいいのだろうか」
などと悩んだものです.
しかし,結局は自分が今までやってきたことを信じて,
自分が一番表現できると思った方法やエピソードで,
最後まで就職活動を乗り切りました.
その結果が第一志望内定につながったと思います.
今から思うと,やはり面接官との相性や,その日の面接の流れはとても重要だと思います.
つまり,面接は運に左右されるところが多大にあるということです.
これはとても悲しい事実ですが,受け止めるしかないように思えます.
以上のような経験から,自分は多くの就活生に以下のようなアドバイスをしたいと思います.
「もし,残念な結果になったとしても,落ち込まないで
自分を信じて,最後まで就職活動をやり続けてほしい.」
ということです.
もし,どこかの企業の選考に落ちてしまっても,
それはあなたがダメな訳ではない.
ただ運が悪かっただけなのです.
そこで諦めず,就職活動をがむしゃらに続けていったら,最終的には必ず良い結果が得られると思っています.
ただし,落ち込むことはやめた方がよいですが,
反省することは重要だと思います.
もし,面接でここが駄目だったなと思う所があれば,そこは必ず次の面接では修正するべきです.
そのように面接自体に慣れることも,とても就職活動を行う上では重要だと思います.
しかし,もし,自分というものを出しきれて,それでも結果がダメな場合には,
それは運だと思って欲しいということです.
ここで残念な結果になったことも,もしかしたら将来,すばらしい結果を生むかもしれません.
もし神様という人がいるならば,
神様があなたのために,その企業ではなく,違う企業を選んでくれたのかもしれません.
そう思うことだって,悪いことだとは思いません.
気休めに聞こえるかもしれませんが,最終的に極限状態にある人間を救うのは小さな気休めだと思っています.