目次
- 目次
- はじめに
- Model Predictive Trajectory Generationの概要
- Model Predictive Trajectory Generation による2状態空間のパス生成Pythonプログラム
- Model Predictive Trajectory Generation による初期制御パラメータ推定用Lookup Table生成Pythonプログラム
- 参考資料
- MyEnigma Supporters
はじめに
ロボットのパスプランニングにおいて、
有名な問題の一つに境界問題(Boundary Problem)という問題があります。
これは、2つの状態量
(二次元平面では、ロボットの位置x,y,そして方位yaw)
が与えられた時に、障害物は考慮せず、
その2つの状態量を結ぶパスを生成するという問題です。
この2つの問題を解くための手法として、
以前紹介したDubins-pathや、
Reeds-Shepp pathがありますが、
両方とも、非常にシンプルなモデルを使用していたり、
パスが最大曲率の円と直線で構成されているなど、
いくつか技術的な課題がありました。
そこで今回は
非線形運動モデルを利用した状態で、
パスの形状を規定すること無く、
境界問題を解くことができる、
Model Predictive Trajectory Generation
という技術を紹介しようと思います。
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